『レジリエンスが身につく自己効力感の教科書』読書感想

自己啓発

はじめに

久しぶりに本を購入
読んだのは工藤紀子さんの『レジリエンスが身につく自己効力感の教科書』
“自己肯定”という言葉はよく耳にするけれど、“自己効力”という言葉はあまり馴染みがなくて、ちょっと気になりました
「自己効力ってなんだろう?」そんな疑問から、手に取りました

レジリエンスが身につく自己効力感の教科書 工藤紀子著

困難に直面したとき、あなたはどう乗り越えていますか?
この本は、私たちが本来持っている「立ち直る力」を引き出し、より強く、しなやかに生きるためのヒントを与えてくれる一冊です

本書の概要

この本は、「自己効力感」というキーワードを中心に、レジリエンス(逆境力)を高めるための具体的な方法を解説しています
自己効力感とは、「自分にはできる」という感覚のことで、この感覚が高いほど、人は困難に立ち向かい、目標を達成する意欲が高まるそうです

本書では、自己効力感を高めるための4つの要因(達成体験、代理体験、言語的説得、情動的喚起)や、具体的なトレーニング方法が紹介されています
また、職場や子育てなど、様々な場面での応用例も豊富に盛り込まれており、読者が自分の状況に合わせて実践できる構成となっています

感想

私がこの本を読んで印象に残ったこと、お伝えしますね!

特に、心に残ったのは、「失敗を恐れず、小さな成功体験を積み重ねることが大切」というメッセージです
私は、知らず知らずのうちに、大きな目標に意識が向きがちですが、日々の小さな成功体験を意識することで、「自分にもできる」という感覚を育てることができるのだと、改めて気づかされました

  • 具体的な事例が豊富 著者の経験や、様々な研究事例が紹介されており、抽象的な概念である「自己効力感」を具体的にイメージすることができました
  • 実践的なアドバイス 各章に「実践してみよう」というコーナーがあり、読者が実際にワークに取り組むことで、自己効力感を高めるための具体的なスキルを習得できます
  • 温かいメッセージ 著者の温かく心のこもった言葉が、私の気持ちに寄り添ってくれているようで、前向きな気持ちにしてくれます

各章の『実践してみよう』のワークコーナーが興味深くて、ページを行ったり来たりしながらじっくり読みました

レジリエンスが身につく自己効力感の教科書より、第1章 レジリエンスとは?「跳ね返す力」の基礎

思考バイアスの認識と対策についても興味深く、日常生活で意識的に反復練習することの重要性を感じました

まとめ

『レジリエンスが身につく自己効力感の教科書』は、自己肯定感を高め、困難を乗り越える力を身につけたいすべての人におすすめの一冊です
この本を読むことで、自分の可能性を信じて、前向きに、しなやかに生きていく力が湧いてくるように感じます

もし、あなたが今、何か困難に直面しているなら、ぜひこの本を手に取ってみてください
あなたの背中をそっと押し、新たな一歩を踏み出す勇気をくれるはずです💫

お読みくださりありがとうございました🥰

「レジリエンスが身につく自己効力感の教科書」裏表紙、「困難な状況を乗り越える逆境力=レジリエンス」を高めるには、「自分が持つ能力やスキルへの自信=自己効力感」「自分という存在への信頼=自己信頼」「ありのままの自分を認める感覚=自己肯定感が重要

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